日本地図のたのしみ
本, 今尾 恵介
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日本地図のたのしみ電子ブックのダウンロード - 内容紹介 地図をたのしく読み解く知的オモシロ本 地図に潜んでいるオモシロ世界を楽しもう! 日本地図を広げてみると、奇妙な地名、不可解な地形等々さまざまな不思議に巡り会う。先人の知恵と土地の記憶が刻まれた「地図」を読み解く知的オモシロ本! 内容（「BOOK」データベースより） 日本地図を広げてみると、奇妙な地名、不可解な地形等々さまざまな不思議に巡り会う。じっくりと地図を眺めて見れば、過去の風景がよみがえったり思わぬ発見がある。地図に30年以上親しんできた著者が、奥深い地図のたのしみ方を余すところなく紹介する。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 今尾/恵介 1959年横浜生まれ。(財)日本地図センター客員研究員、日本国際地図学会評議員、関東学院大学非常勤講師。中学生の頃から国土地理院の地形図に親しみ、管楽器専門誌「パイパーズ」編集者を経て91年よりフリー。地図・地名・鉄道に関するエッセイなどを書籍・雑誌で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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古地図、地図記号、領土と境界線、地名について、などなど内容はぎっしり。はじめから順に、すべてを読む本ではない。等高線を歩いてみた、とあったので、そこをゆっくり読んだ。だいたい山容を掴むくらいしか役に立てていなかった等高線だが、一度是非、やってみたい。戦時中の地形図は改ざんされた、とあるではないか。こうなったら読まないわけにいかない。毎日読む本ではない。たまの暇なときに（出かけた）つもり旅をしたりするのに、もってこいの本。特徴は、著者が自分の足で歩いたところ、車で走ったところ、時と場所で、移動手段が色々なので高速道もわかるし、道ならぬ道も知るという点だろう。最高に感激したのが「藤原京の北京極ラインを歩いてみた」だった。筆者は、新たに発表された「条坊復元図」を地形図にトレースして、一条北大路から北京極ラインを歩いたと書いてある。地形図にトレースしたラインと重なる細道に入り進んだとき、行く手に二上山が見えたという。古の細道は二上山を目指していたのだ。ぜひ、追体験の旅をしたい。
de 今尾 恵介
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