美術館の政治学 (青弓社ライブラリー)
本, 暮沢 剛巳
平均的な顧客フィードバック : 4.8 5つ星のうち(1人の読者)
ファイルサイズ : 23.59 MB
ファイルサイズ : 23.59 MB
美術館の政治学 (青弓社ライブラリー) pdf無料ダウンロード - 内容(「BOOK」データベースより) 国立新美術館をはじめとする美術館の建設ラッシュは、何を意味しているのか。明治期以降の美術館の歴史的展開をひもときながら、思想としての日本民藝館、ミュージアムパーク=上野公園の記憶と美術、近代史の矛盾を抱える遊就館、80年代文化の象徴であるセゾン美術館、地方都市の地域文化と美術館の関係性、指定管理者制度をはじめとする美術館経営などの具体的な問題群を取り上げて、文化装置としての美術館をめぐるさまざまな政治的力学を解明する。美術館という“場”を批評的に読み解き、マルチカルチュラリズムやグローバリゼーションをも議論の俎上に載せてその可能性に光を当てて、縦横無尽に美術館を語り思考するミュージアム・スタディーズの成果。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 暮沢/剛巳 1966年、青森県生まれ。評論家として、美術・建築・デザインなどを対象に執筆や翻訳活動をおこなう。武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、筑波大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
以下は、美術館の政治学 (青弓社ライブラリー)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
一冊通して「ミュージアム」と名のつく施設の通史としても、また、各章を個々の施設についての小規模な考察とも読める本です。私個人の感想では、「美術館の政治学」とタイトルが示すような大規模な結論は見えてこなかったものの、時折見られる、暮沢氏個人の「自分はこの美術館の、この雰囲気が好きだ」(遊就館で催される奉納プロレスについてなど)の感想が興味深かったです。また、これは暮沢氏のこちらの著作だけでなく、美術館・博物館を扱った著作群一般に私個人が普段思っていることですが、あまりにも「行くのが当たり前」という前提で議論が進められていて、一般のいわゆるホワイトカラー、ブルーカラー、自営業の人々がいったいどんな状況で、また、どんな気持ち(気分・心づもり)で美術館・博物館と名のついたところに行くのかが吟味されていません。暮沢氏は前述の通り、美術館・博物館に行ったとこで経験する「いつもの生活の中では、予想も出来なかった瞬間」を感じ取るのに長けている方に見えますので、そういったところを掘り下げてみても良かったのでは、と思いました。しかし、総合的には、最初に申し上げた点で手堅く☆4つの良作です。
de 暮沢 剛巳
4.8 5つ星のうち (1 人の読者)
多くの人々はこれらの本をPDF形式で[ダウンロード]本タイトルをダウンロードしたり、無料の本を入手するためにタイトル本電子ブックPDFをダウンロードしたりするなど、いくつかのクエリで検索エンジンでこれらの本を検索しようとします。 検索クエリでより良い結果を得るには、検索クエリ 美術館の政治学 (青弓社ライブラリー) Download eBook Pdf e Epub または Download 美術館の政治学 (青弓社ライブラリー) PDF を使用することをお勧めします。
0コメント